吸血鬼のおしごと (7)/鈴木鈴

え?これで終わり?これだけ続刊して、待っていたのは富野監督ばりのアンハッピーエンド?うわーダメだ、ダメすぎ。自分には合わない。★☆☆☆☆だね。
元来、吸血モノにせよ、錬金術ものにせよ、「不老不死の人だけど、実は死にたがっていて、最後は死んで解放されて終わる話」ってパターンは、どうにも納得いかなくて。不死はともかく不老なんて最高でないかい?新しい本や遊び、文化、機械、テクノロジー...etc。それらを見て、触れて、体験できるという楽しみがあるのなら、先に逝ってしまう親兄弟や友人、伴侶との別れによるネガティブな感情と引き替えで、狂ったり厭世気分になったりはしないと思うんだけどねえ。