森山直太朗による『ハッピー☆マテリアル』批判

 良識があるらしいHPの方々は「脊髄反射的に言い返すオタクは幼稚だ」と言っているみたいだけど、元を正せばラジオという影響力の大きいメディアで、一方的に否定してしまった森山こそ、幼稚なわけで。ていうか、あげな裏声不細工歌手が可愛いモノを否定した日にゃ、そりゃ普通怒っていいだろーよ。ていうか妄想暴行罪で逮捕もんだろ(爆笑)。
 例えばの話。絵画業界でそれなりに名の知れた人が、公共の電波で「ピ○ソの絵っていたずら書きみたいだよな〜なんつーか絵画界から無くなってほしいね」と発言したとする。どうなるか。そりゃもう、絵の所持者やら、業界の偉いヒトやら、一般のファンが黙っちゃいないだろう。なんたって自分が見いだした価値に対し、ケチをつけられたのだから。
 さて、ここで問題です。そういう人達の発言者に対する非難って、わざわざ「この絵はここに良さがあるのです」とかなんとか優等生じみたバカ丁寧な内容なんでしょうか?自分にゃとうていそうは思えないんだが。
 いわれもなく否定された側にとって、そういった発言というのはかなり痛い。その作品をどんなにか好きで、何度でも見たくなるほど愛していたとしても、見るたびに嫌な思いが必ず浮かび上がってくるほどに。そして、例えその後、発言が撤回されたとしても、嫌な思い出というのは、忘れられないものじゃないだろうか。いじめられた記憶が決して消えないように。
 ならば、相手にも同じだけのトラウマになるくらいのダメージを与えたい、そう思うのは間違いなのだろうか?幼稚なのだろうか?
 自分はかなり沸点が低い方だけど、そこまで聖人君子にも大人にも精神的不感症にもなれないなあ。ハムラビ法典(有名な一文のみしか知らんけども)大好きっ子だし(笑)。結局、森山の発言自体、批判でもなんでもなく、単なる嫌がらせなわけだから、中傷誹謗で返すのは是でないかいな、っちゅーことです。そんでどうせやるなら森山が二度と歌えなくなるくらい徹底的に非難すればよろしい*1。不特定多数の趣味嗜好に対する執着の度合いというものが、彼の軽い脳で量れるほど均一ではないということを知る良い機会になるでしょうから。

*1:ていうか、権力とか権威とか地位とか、影響力の大きい何かが堕ちていく様って、ゾクゾクするほど楽しいのですよ。