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「ライトノベル=こどものよむもの」
この表現は不適切でしょう。というのも、本文中にあるようにそのまま「中高生のよみもの」と表現すればまだ緩和されたと思うのですが、一般社会やネット上では「幼稚」と同義に使われがちな「こども」という言葉で表現されているため、反感をもたれたるのは当然だと思います。また対比としての「おとなのよむもの」の定義を、結果的に行なっていなかったために、尚のこと大上段、かつ、言い放し感が増し、良い印象が得られなかったように思います。*1
それゆえ「ライトノベルばかり読んでると馬鹿になるなあ」というのも不適切な表現かと。USA様は「自分の視野が狭くなってしまう」といった、自身へ向けた警鐘として書かれたのだと思いますが、表層だけ、もしくは「こどものよむもの」という先の発言と合わせてみれば、ライトノベル読者には良い印象を得られないであろうことは、想像に難くないと思います。*2
他にも「平易な文体、シンプルなストーリー、キャラクター性を前面に押し出した登場人物、アニメ調のイラスト、文庫主体であることにより低価格に抑えられたパッケージ。*3」という(以下続きは後ほど、って書く気があるのやら無いのやら(笑))
ってな感じで、ちょこまかと五月蠅いツッコミでスイマセンてな感じですが、なんでこんなの書いているのかといえば、えーと、老婆心心かな?(笑)*4
だって、この方が所属する会のHPにあるプロフィールには、本気の度合いは分かりませんが、
「ライトノベル作家を目指している」
とか書いてあるんですよ?つーことは私の好きなライトノベルの、そして、もしかしたら「私にとって」楽しい作品を書いてくれる可能性を持った作家さんの卵ってことでしょ?
いや、ちょっとビックリしました。なにせ、その人自身のHPにはSSが有るわけで無し、数ヶ月日記をさかのぼった程度では「作家見習いを名乗るラノベ好きな読者が、ラノベ書評及び業界分析をしている」くらいの内容しか組み取れず、さらに、将来、自身の読者になるかもしれない不特定の人たちに対し、誤解を生みかねない「ラノベ=こどものよみもの」発言*5を提言し、かつ「ラノベ業界の読み物を書きたい」という。どうみてもその行為は、なんというか、無邪気な子供か、よほど才能と自信が余りまくっている人でなければ出来ない(またはそう取られても仕方の無い)ものじゃないのかなあ。
結局、一連の分析行為は、「本人の意図するところが何処にあろうと」、天*6につばを吐く行為と取られる可能性は高く、社会とか組織、インターネットの影響ってそんなに甘く無いと思うんだけどなあ、とか思ったのですな。*7
ただ自分が不利になるようなことは避けた方がええよね?ってことです。別に記事の削除やポリシーの変更を強制しているのではないのですね。