サイエンスZERO

元々の宇宙は反粒子で構成され、今でも宇宙の外側全ては、圧倒的な量の反粒子で満たされている、と考えるのはどうだろう。性悪説じゃないけど、世界は“−”から、“負”から、“闇”から始まった、と考えるのも面白い。冷えた粒子(我々物質)を内側において、たった今も宇宙の外側で、熱い粒子達が反粒子達に超光速の戦いを挑み続けている。*1。地球で反粒子を観測できるのは、撃ち漏らした反粒子が稀に地球まで届いただけなのだ...。
とか、
悪魔の中から生まれた天使が、少しづつ数を増やし、闇を駆逐するために、悪魔に戦いを挑み続けている。宇宙を照らす光は天使と悪魔が対消滅した光。そして、生き残り戦い疲れた天使は、人間や物へと変換されていく...。
とか。
そんなイメージ。うーん、カッコいい。宗教嫌いな自分ですが、物語の中で神やら天使やら悪魔が出てくるのは大好きです。現実に持ち出した時に、自分の敵になるわけですな。

*1:粒子と反粒子は引かれあうので基本的に宇宙は外側に広がる