なにやら靖国問題を討論していますが。上坂冬子所功。お脳が少し足りませんね、この方たちは。そもそも客観的にモノを見ることが出来ず、感情論のみの人間を出演させないで欲しいところです。・・・うわ、また上坂女史が自己中な発言をしています。うわわ、司会者も駄目ですね。「よくわからないのですが」なんて、”討論の内容が理解できない”発言をしてはだめでしょうに(苦笑)。うわわわ、所功氏「あの戦争は不幸にして起きた戦争で」とか言っていますよ。これって戦争の被害にあった近隣諸国の方々にも、「あなた方の親族は不幸にして殺されのだ」とでも言うのでしょうのか?それですむと思っているのでしょうか?
 結局、このような発言をする人たちが知識人として幅を利かせているから、日本という国は諸外国に好かれないのですよねえ(失言として他国に突っ込まれ、外交のネタにされるという悪循環)。そもそも”正しいことをして好かれない”のと、”正しくないことをして好かれない”ことの”誇りの有り様”というものが、あの年でつかないというのは、ある種の奇跡といえるかもしれませんが(笑)。
 ・・・いや、もう、ウンザリです。大抵のことではストレスがたまらない精神を持っているつもりだけど、お馬鹿さんを見ることだけは苛付いて苛付いてたまりません。でも、それ以外の二人がかなりまともな発言をしているので、見ることを止められなかったりするのですが(苦笑)。
 盲目的に大日本帝国*1および自民党*2が大好きな、少しモノを考える能力が足らない方たちを除けば、あの戦争は”侵略戦争”ということは常識でありましょう?加えて靖国神社といものも、英霊(戦争を美化していないという割にこの字を当てる馬鹿馬鹿しさよ!)を祀るとは名ばかりの、末端でお亡くなりになった戦死者以外、すなわち後方でおろかな作戦を展開、友軍を見殺しにし、日本を焦土と化した戦犯の縁者達が、遺族年金欲しさとありもしない名誉を回復するため、神社は権勢欲しさ*3に結託した結果復活しただけの場所以外のなにものでもありません。まだ地獄の方が爽やかです。
 そんなわけで中央の死体愛好者およびその親族のハゲタカ一同様。人が齷齪働いて納めた税金を、過去の遺物に拘り続けて無駄に使うより、科学振興など、もっと未来の為に投資していただきたいものです。応用技術だけで基礎研究は他の国まかせ、技術泥棒日本、なんていわれるほうがよほど悔しくありませんか?

*1:あえてこの名を使うのは、おそらく古い方たちというのは、領土拡大をしたときの栄光が忘れられないのであろうという推測からです。この記憶があるゆえに近隣諸国の”侵略”を”解放”や”教育”という言葉にすり替え、「善行を施していたのにそれを邪魔したのが列強大国である」という自論に持っていきたいのでしょう。日本語というのはうやむやにするに最適の言語なんですよねえ

*2:実態はA級戦犯の子孫ですね。”どさまぎ”と裏工作で、刑を逃れて国会議員になった人たちもいます。末端の人たちには服役しきった人たちもいるのというのに。結局戦前から続く、黒を白にできる権力者の系譜は、今も昔も連綿と続いているということです。

*3:それで神に仕えるというのですからお笑いです。神が本当に”有る”なら真っ先に天罰が下るでしょうに(笑)。結局、宗教というものはお金儲けの道具なのですよねえ。