涼宮ハルヒの憂鬱 12話? 「アライブ ア ライブ」

 このライブシーンの高密度加減には、アニメ化に否定的な原作ファンとて拒絶することは不可能だろう。全てにおいて芸が細かすぎて、脱帽以外にすることが無い。口パクと当り障りの無いBGMを流し、キョンの感想だけを原作通りに一人称で語らせておけば、もっとも製作にコストがかからなかっただろうに、ベース、ドラム、長門のギター、ハルヒのボーカル、腕、指、口と歌の連動が細かいわ的確だわ。コードを抑える指のパターンは現実に比べれば(たぶん)少ないのだろうけど*1、既出のアニメと比較するに、必要以上にして、充分を越えまくった仕事であると断言できる*2。更に歌までかっこいいときたもんだ。CDは滅多に買わないが、これらの曲が入っている「涼宮ハルヒの詰合」の購入を決意させるぐらいには好きな歌だった((宣伝が「あたしの歌を聞けぇ〜!」(笑)))。このハイクオリティ。アニメ史に残る出来であったと断言できる。
 そうそう、見間違いでなければ、クラウザー○世さんがラン?DMCとかいうバンド名で歌ってました(M男も一緒)。

*1:ここら辺の裏話はDVDのコメンタリーにでも入っていれば...いいなあ

*2:歌がメインテーマのマクロス7だってここまでやらんかった(笑)。というか普通の製作会社なら出来ない、が正しいのだろう