「侮蔑」→「差別」変換の仕方

 えーとですね。世界は広いと言うか、自分が物知らずなだけだったのですが、イスラム教において身内に対する性的「侮蔑」を吐いた者は、非人間的扱い、というか死に繋がる罪なのだそうです。一橋大学の先生が言うには。ぶっちゃけマテラッツィイスラム教的に重罪人ってわけです。で、「侮蔑→差別」変換したかったらですね、FIFAが仲裁し終わろうと関係なく「マテラッツイをこちらの法で罰せよ」と持っていきゃいいんですよ。もちろんイタリアは拒むわな。ついでに他人の評価が気にならない陽気なイタリア人が「そんな野蛮な法に従う気は無い」とか強気な発言をポロっと出したりすれば最高(ていうかありがち)。で、「こちらの教義を蔑ろにする気か」と詰め寄ると。それは宗教「差別」だと。
 ね、すぐに変換できたでしょ?(爆笑)
 だから判決後に出てきたマテラッツィの会見内容が報道されているが、それが本当だとして、だ。「第3次世界大戦が起きるかも」とかお脳の出来が図れるようなジョークには気をつけようなマテ氏(苦笑)。発言内容に対して、幾らでも邪推が可能になっちゃうじゃないか、全く。「ピッチ内なら何度侮蔑差別を吐こうが暴力より罪は軽し*1」とまで言ってくれる、熱心で、純粋な、サッカーファン、伊ファン、アッズーリファンに悪いと思わないのかね?(笑)
 って、本当はこういうことってファンが言わないといかんと思うのだけどなあ。ファンじゃない人が言ったって唯の嫌味とか攻撃にしか取られないじゃん。それともこのマテ氏の発言も「小粋なジョークにしか受け取れない」「それ以外に解釈できない」とか思うのだろうか?身内が身内に甘いってのは、日本の政治体制のような「腐りの連鎖」しか生まんのだが...。
 さて、これ以上面白い情報や意見が出ない限り、通常運営、すなわち脳内妄想駄々漏れ、記憶駄々漏れ対策の備忘録へ戻します。楽しい日々でござった。

*1:心は体ほどに傷つかないと信じている