MF文庫J

 「原型進めなきゃ!」と言っておきながら、昨日は10時30分に帰宅してご飯を食べながら「ぷいぷい④」とか「暗闇にヤギを探して②」とか「かのこん⑥」とか「きゅーきゅーキュート③」を読んでました。
 しかし「ぷいぷい」にしろ「かのこん」にしろ(全部ひらがなだよオイ)、著者の言語感覚には見習いたい面白さがありますね。陶レム*1ぷきゅー!やら、むねのせんたんがすくぇあえにっくす?普通の人の記憶ってそんな繋がり方しないと思うけどなあ(笑)。
 「暗ヤギ」は、前から言っている事ですが、自分は鈍感やら優柔不断な主人公ってのが大の苦手で、「『優しい』とかそんな評価を得られるような性格かね、こいつ」とか思いながら読んでます。ホント、シコルスキーさんの挿絵が無かったら投げ出すところで御座いました。とはいえ、自分に価値がないと思っている人間って、誰にでも優しくできる替わりに、自分に向けられる思いに対して無頓着である、というのは本当だと思うので、ああなんだ反面教師かい、と反省しつつ次巻を待ちです。良いところで引きましたし。けれども、またのらりくらりと「自分の心が分からない...」と主人公が言い出したら、アンケートハガキに抗議文を書いて送る……かもしれません(笑)。
 そして莫大な数の魔界姉妹であらゆる萌タイプを網羅せんとするハーレム展開の「99910」はまだ途中(我ながら上手い略だなコレ)。

*1:小ーれむ[泥製の小さいゴーレム]が高温で焼かれた結果、陶製になったので陶(とう)レムだなんて。ぷっきゅきゅー!