流されて藍蘭島 第5話

 うたわれるもの、で変な作画の回が合ったでしょう?下っ端侍がやたらひょろいリアルさで描かれていた回。あのときの作画に似ていたので蝶がっかりでした。
 アニメを見ていると「どう見ても似ていない、製作が間に合っていない作画の乱れ」とは別に、たまーに「作画が設定に準拠していない、その時の作画担当?だか作監?だかの「色」が前面に出た回」があるよね。「なのは」「なのはA’s」の時もそうだったし(各々1話づつかな)、地上波シャッフルの水着だらけの回(最終回かな?)、最近ではグレンラガンの4話(だっけ?)もそう。でもね、一言言わせて?(ニッコリ)
そんな個性要らないって(怒)!(by越中詩郎)
 大体、可愛くなるならともかく、そういう人達のって変に歪んだ顔になるだけなんだもの。可愛い絵柄がニーズのアニメにそれってどうなのよ?コナン顔の輪郭や表情が必要ですか?
 動きとか表情を技量として見せたいなら、設定に沿った絵柄で表現できてこそ、じゃないでしょうか。それを自分の描きやすい絵柄に変えなきゃ技量を表現できないというのなら、顧客のニーズを満たせていないという点で、すでにアニメを作る側として失格でしょう。単なる自己満足です。そんな人達は売れない自主製作アニメでも作っていればいいのですよ。
 どこかの記事には「昔のアニメファンにはそういった表現や遊びを受け入れる余地があった」とか書いてあった気がしますが、そりゃ間違い。それはあくまで素材を生かして昇華させた場合だけファンが認め、受けいれ、次に繋げていったのであって、根本から大事なものをぶち壊して再構築して表現・遊んだりするなんて、受け入れる以前の問題です。出直してこい、ってモンです。アニメ製作会社にはその点をよーっく監視してほしいところです。
 そもそも、そういう人達の回って作画の乱れ扱いされないから、DVDになっても修正されないんだよなあ...買う気萎えるっちゅーか、その仕事そのものが作品にとっての汚点だと自分で気付かないものかね。