エル・カザド 第7話「働く男」

 今までのナディ&エリスの描写でも十分、今期トップクラスの好感度キャラっぷり(というかコンビっぷり)だったけど、更に上積みが見込めるとは思わなかったよ。
 今回はちびっ子キャラのリリオも加えて、全編通して可愛く、それでいて二人の心の距離が近づいている描写を行い、さらに野郎だけのアクションにも激!チカラを入れて、というえらく充実したお話(リカルドの決め台詞も痺れる!アミーゴ!)。
 まあ、EDで脚本、川崎ヒロユキって見た時にゃ、妙に納得しちゃったわけで(笑)。ガンダムXといい、ホント、自分にとってツボな人だよ。
 一番ほんわかしたシーンは、ナディとリカルドを待つ二人の仕草かな。リカルドが帰ってきた!と勢い立ち上がって、でも人違い。で、座ってエリスにへにゃっと笑いかけるリリオ。ナディが帰ってきた!と勢い立ち上がって、でも人違い。で、座ってリリオにへにゃっと笑いかけるエリス。なんなんだ、この可愛い子犬たちは!(笑)。DVDを買いたくなっちゃうじゃないか。
 そんな可愛いさ満載の本編ですが、少しだけ謎が生じたり。果たして冒頭のジョディの台詞は、リカルドに対するリリオのそれが、単に「親子?の絆」であり、それが今の二人の関係である、と示唆したものなのか、ナディとエリスの関係がそうであるからこそ「実はリリオも作られしモノ」である、という新たな伏線なのか。ちょい気になるですね。うーん、次の月曜日が待ち遠しい。