あまり乗り気じゃないわけ

某”小麦粉的精神異常者の日記”サイトに、ここ数ヶ月にわたって友人(たち?)が虜になっちゃっているわけですが、微妙に笑えない自分がココにいたりして、ちょっと疎外感(笑)。
 誤字脱字やヘンテコな文章は確かに面白いんだけど・・・面白いんだけど、ソレを見つけるには、イヤでも全部の文章を読まなきゃいけないわけで。でも”面白い部分以外”が全て他人に迷惑掛けまくりなだけの、恐ろしく自己中な行動だけ、となると一部の面白い部分を探すために読む、という行為そのものが苦痛になってきます。自己中な感情の奔流にアテられる、という感じでしょうか。
 そして日記の主であるY(仮称)の、父親やお兄さんがマシな人だということが、文章の端々に見て取れるだけに、ますますその苦痛は増していきます。彼らがあちらこちらに謝りにいき、後始末をし(しかしYにとっては余計なことにすぎない)、物質的、精神的にも被害を受け続けていることが、容易に想像できるのに、手放しで楽しむ?自分には到底無理です。Yの日記サイトを構うこと自体、周囲の人たちの苦しみを長引かせる結果になっているんじゃなかろうか、という考えにまで至ると、面白いもなにも不愉快にしか感じることができません(少なくとも自分には)。精神異常者の心理をかいま見るには、面白いテキストかも知れないけど、さすがに許容量オーバーッス。六法全書でも読んでいる方がまだ楽(読んだこたーありませんが)。
 上っ面だけを捉えて楽しむことも出来たはずですが、自分にとって精神異常者ってのは存外身近な所にいたり、食卓で話題に上がったりするものなので(だってウチのチャンネルってデフォルトがNHKなんだもん)"怖い"という感情の方が遙かに大きいのも、楽しめない要因の一つなんでしょう。すでに会社にも二人(内、現役に一人)おかしなヤツがいるし、一軒となりにゃ、親に暴力をふるって、救急車沙汰になった30後半?無職の男*1がいる。そして精神異常者が学校を襲うたび、生徒達を守るために色々対策を考えたりしている父上を、何十年単位で見続けているとなれば、純粋に楽しむコトが難しいのも仕方なかろうかと。そういうわけでこの話題の時は、笑うというより、苦笑に近くなってしまうMY顔筋なのでした。
 しっかし、こんなんが野放しの日本って、やっぱすげぇ国だよなー。
 そうそう、何のてらいもなく楽しめる我が友よ。冷血漢とか、人の痛みがわからないヤツ!とか、今の若者に欠如しているのは相手を思いやる想像力だよなーとか、そんなことはちぃとも、これっぽちっも、全く、思っていませんから(笑)。引き続き、遠慮無く、良心の呵責無く、徹底的にお楽しみください。

*1:”汚い格好で自転車に乗ってでフラリと現れ、延々と立ち読みだけをする変な人”ということで、近隣のジャスコやライフでブラックリスト入りなのだとか