世界ふしぎ発見

 中国は桂林の奥地。そこには、かつて”百越”という部族がいた、という話が想像を掻き立てる。彼らは世界各地の祖先に纏わる伝承に漏れず、”二千年を経て尚消えない壁画*1”など高い技術力があったという。うーん、一般人より優れた能力を百以上持っていたが故にその名が付いた、だったら面白いなあ。場所柄といいまさしく仙人のルーツみたいじゃないか。子孫だかなんだかには、”髪が長いと美人”であるヤオ族がいるようだし。それだけ絵になる物語が一本出来そう。
 他にもジュラ紀より変わらぬ植物(シーラカンスの植物版だ)が群生しているというタイムスリップな場所があったりして、なるほどインターネットが世に蔓延しようとも、未だ世界にゃ人類未踏の領域があるものなんだなあと、感心しながら見たのであった。...人生に退屈したら中国へ行くことにしようか(笑)。

*1:今の染料で描いても消えてしまうという