フットサル

 先週の木曜日、半年以上ぶりにフットサルに参加しました。んでもって自分と言う人間は、ほんとスタンドアローン向きな生き物なんだなあとか考えちまいましたよ。さらには「生真面目で面白くない方の人間」なのではないかなあとまで。
実は練習試合中、ぶっちゃけていえば苛付いていました。何にって、
ゴール前におけるヒールシュートの連発に(一本たりとて入りゃしねえ)。
 本来見知った人や仲間内だけなので遊んでいようが何しようが構わないっちゃ構わないんですよ、ホントは(笑)。ええ、そりゃとてもよくわかっているんだけどもさ。でも頭でそう認識しているにも関わらず、どうにもこうにもこの苛つきが消えないんですな、これが。世界の*1プレーを見続けた今でこそ、サッカーが磨かれた身体能力と個人技や連携で成り立つ面白いスポーツだと認識していますが、実力のある選手が、奇襲などの理由が存在した上でヒールで蹴った結果入ったシュートを、ただ単に「かっこいいからオレもオレも」というミーハーさでもって真似をする様がどうしても好きになれないというか、許せないというか。
 まあこれが「十年以上前から続く、日本の若造がヘラヘラと行うミーハースポーツ」という自分のサッカーに対する悪印象の根源なので、苛つくのは仕方が無いのですが。
 で、中田。日本代表最後の試合、グラウンドで仰向けに倒れたままの彼を見て胸が痛かったです。彼にとっては年齢的にも最後のワールドカップしれないのに、なんだってこんなボンクラ率の高いチームで全世界レベルの恥をかかなきゃならなかったのか、と(世界の記者達が中田への評価を点数できちんと示してくれたのが唯一の慰めか)。
 「モノマネ」「カッコツケ」のみでテクニカル方面がとどまり、
フル出場できるだけのスタミナを備える地味な体力つくりなどのフィジカル方面がないがしろとなり、
「勝ちたい」という意思よりも、シュートを外して「ヘラヘラ」笑っていられる無神経だけがメンタル方面で育ってしまった、
未だ自分がサッカーに持ち続ける悪印象の域を出ない、日本サッカーの将来というものは、かなり長い間しょんぼりなんだろうなあ。

*1:間違っても日本のへたれサッカーではない