コードギアス 反逆のルルーシュ 第22話「血染め の ユフィ」

・結局前首相の思惑通り、徹底抗戦の様相を呈してきたエリア11。スザクの思想はルルの思想よりも早く成就するかに見えたが、一歩手前で、それもルルのミスでひっくり返ってしまった。まさしくDieどんでん返し。
・1月27日の日記に書いたけど、
『・けれど孤独にする王の能力であれば、うなずけなくも無い。全ての言葉が、意識しなくても、命令形でなく頼みの言葉であっても、ギアスがかかる。隣の人間に掛けた言葉が、周りの人に無条件で掛かる。最悪ですね。』
まさしく能力の増強によって更なる孤独に陥っていくルル。
・他人への配慮を捨てきれないルルは、以降「隠すための仮面」が外せなくなる*1。ルルは消え、ゼロだけが名に反して存在する。誰でもない存在。それがどれほどの孤独感を生むのか。
・頼みは目の見えないナナリーだけど、後述する不安により失われた時のルルが怖い。けど悪鬼となってブリタニアに侵攻する様は見てみたいifの一つではある。
・ナナリー以外では既にギアスをかけた人達が、心休まる相手になるわけだけど...2度掛からないという絶対的な保証はないよねえ?
・外側からだけ見れば「狡猾な罠にはめられ20万人もの日本人が無抵抗のまま虐殺された」この状況。「このまま殺されるくらいならこっちから殺ってやる!」と日本人が考えてもおかしくは無いわけで。
・TOKYO租界、アシュフォード家のお膝元とはいえ、怪しすぎるマオがあっさり侵入できる学園に、暴徒が乱入してきてもおかしくはない。大人より子供。
・ヴィレッタも同様。男より女。さらに「敵国人」。予告の彼女の驚愕は...記憶復活の引き金なのか、別の過酷な運命待ちなのか。
咲世子さんの立ち位置がかなりヤバイ気がする。同じ日本人として一番側にいる敵国人ナナリーが憎しみの対象になってしまうのか。それとも盾となって守ってくれるのか。直接手を下さずに側を離れるのか。ディートハルトの思惑次第なのだが...。
・第二期はレイズナーばりの展開ですかねえ。ならばルルの武器はトンファー希望。

*1:どこかでそんな昔話が無かったか