続・秋アニメ1話感想

機動戦士ガンダム00
あまりインパクトは無かったね。種1話の、本編からEDの曲を被せるような演出が有ると、手放しで誉めたりするんだけど、淡々と抑揚のない30分だった。ただ、最初盛り上がってから下がっていくのに比べれば、失うモノが無い分期待できるという見方も可能ですね(笑)。
①OP
 ラルクとの相性が悪かったというか、ラルクにはハガレンの時の曲調でお願いしたかった(涙)。疾走感が圧倒的に足りない。最近のラルクは「世界の広さや奥行き」みたいな壮大さを感じる事はあっても、ノって聞ける曲じゃないのが残念。
②ED
 友達に言われたけど、確かに青春モノっぽい映像だわ。印象薄いッス。鳩は皮肉かのう。
③お話
 武力を武力で制することについて、既に劇中のキャラが矛盾を唱えていたのは良かった。これで「中二病なだけのガンダム」と言いたくて仕方のない連中に対し、機先を制することができたんじゃないかと。今回のOOは歴代のガンダムとは少しズレて「究極的な思想からの更なる昇華、または堕落」になりそうな感じ。しかし、OOって書くと単なる伏せ字だね(笑)。
④キャラ
 トリッックスター的なチャイナ姉ちゃんが好き。テロに対する余裕の態度とガンダムの名を知る様子から、SBのスポンサーとお見受けしたのだが、いかがなモノか(設定読んでない)。
ビジュアル的には青い服のお姉さんが良いのだけど、思想的に合わない。あれは理想に溺れて何も出来ないタイプとみた。
 学生風の二人は巻き込まれ型?あまり不幸な目に合わなければいいなあ、っていうか女学生の方が生き延びるか、暴走して死ぬパターンっぽくて嫌な予感がひしひしと。
 無駄に前向きなやられキャラはギアスのオレンジを踏襲したのかも。やられるけど死なない、というかどんどんおかしくなるという。ギアス以前にもジェリドや薔薇の騎士がいたから定番なのかもしれないけど。
⑤メカ
 やっぱ動くとカッコイイねえ。ゼータもいるし(違、パンツもあんまり気にならない。重機みたいな敵にもモノアイが付いていて、「あ、モノアイだ!」と、変なところで安心感(笑)。
 けど、飛ぶシーンは気の抜けた感じ。躍ぶ!って感じじゃなくて、浮く!っていう。炎を出して飛ぶ飛行機より、ふにゃふにゃ動くUFOの方が性能が良いのと一緒の感覚?なんか絵にならないねえ。
 ただガンダムが圧倒的であっても絶対的というイメージでない事はわかった。もし絶対的なら、ライフルガンダムの兄ちゃんが「助けてやる」必要はないわけで。物量で何とかなる程度の技術格差みたいな印象を受けました。
 さてどうなることやら。

以降また明日。